クリエイターの読者【鬼フィードバック~デザインの力は❝ダメ出し❞で育つ】
出会い
なおちゃんが「今日は新しい本が届くよ」
というので待っていたら、玄関がガサゴソといってAmazon置き配が届きまして。
開けると【鬼フィードバック】が入ってました。
昨日、本屋で気になっていた本が家に届いたので興奮しました。
パラパラと本をめくって見て、サムネイルという言葉を見つけたので気になる項目があることを認知してから、初めから読み始めることに。
クリエイターに刺さったところ
元任天堂の前田高志さんがデザインについて、実際にデザイナーと一緒にデザインを完成させていくという内容の話。デザイナーからのデザインをディレクターという立場からアイデア、修正点などアドバイスをフィードバックしてブラッシュアップしていくというもの。
面白いのは、デザイナーと前田さんのやり取りを見えるというところ。フィードバックを聞いてどういう風に思ったか、また、フィードバックに対して自分なりの見解をしてブラッシュアップしていく様が参考になるし、自分の考えや意見と照らし合わせる事が出来ます。
心に残った事としては、デザインは誰に何を伝えたいものかという所をはっきりさせる必要があるということ。伝えたいメッセージ、ストーリーがあると内容をしっかりさせられるということ。
見る人の立場になって考える。本のPOPやポスターは、お客さんに目につく必要があること(インパクト)、内容を見て興味を持たせること、本を手に取ってレジに向かわせること。そのためのデザインであるということを意識する必要がある。
サムネイルの場合、小さな画面の中に内容を分かりやすくする、インパクトを持たせる、クリックさせることが大事。などが読んだ直後に自分の中に大きく残っているところです。
クリエイターが今後に生かすところ
デザインをする際は、他者とのフィードバックも大事だが自分自身でもダメ出しをしながら目的とターゲットを考え、作成していくことが大事。何も知らない最悪のお客さんが見ても興味を引けるものにする必要がある。
文字間、スペース、視認性、色、そんなに細かい所まで修正をしている事が知れてよかった。フィードバックを何往復もして微調整をしてようやく注目を集められる作品になるのだと思いました。
ちょうど今、前田高志さん別の書籍、【勝てるデザイン】をAmazonから注文しました。