otaa’s CREATIVE LIFE

グラフィッククリエイターのBlog

クリエイターの読書【ゲームシナリオ入門】その①

出会い

脚本に力を入れようとしていて、
数冊の本を読んでいたところに、

ネットのおすすめで出てきた、



f:id:otaa_blog:20211102190142j:plain

ゲームシナリオ入門

が記憶にある中で、コーチャンフォーに行った際に目に入って、
すぐさま購入しました。


クリエイターに刺さったところ

この本の面白さは、すぐに活用出来て、身になります。

ゲームシナリオに特化していますが、
ドラマや映画などの映像作品、物語など全てに精通している
内容であると思います。

はっきり言って、

本の内容について細かく説明するつもりはありません。

それは、是非この本を読んで内容の面白さを知って貰いたいから、
というのもありますが、

逆に私だけの知識にしておきたいので、
誰にも読んでもらいたくない。

というと、著者の北岡雄一郎さんに申し訳ないですが、
それほどまでに、私にとってとても有意義な本になりました。


クリエイターの心が掴まれた

ゲームは、コントローラーで実際に動かし、シナリオを体験する、
という事が、映像作品や本などと一番違うところですが、

その為、プレイヤーが感情移入できるように細部まで設定にこだわるところが
ゲームクリエイターの技なのだと思いました。

ゲームを体験する中で大事なのはドラマがある事で、
ドラマが面白いからこそ、その先に進みたくなります。

そのドラマとは、目的、対立、悩み、決断が必要だという事を
本書は丁寧に教えてくれています。

まずここで私は心を掴まれました。

また、内容を具体的にするのも大事です。

この内容というのは、主人公の目的であったり、
行動の理由です。

これが曖昧なままでは共感も出来ないし、
シナリオを考える時にも曖昧なストーリーになってしまうという事です。


クリエイターが活かすところ

本書によると、まずは世界、舞台の設定があります。
キャラクターが主導であったり、世界感が主体であった場合も
舞台が必要になります。

個性的な魅力のある舞台の中でのルールによって
キャラクターの動きにも意味が出てきます。

舞台そのものに物語があればその中で、
ドラマを作る事が出来ます。

舞台を作る中での一般ルールや特殊ルールを考えます。
そして、舞台の特殊なルールの中にドラマも生まれるという事です。

まずは、ゲームシナリオと舞台づくりについてまででした。

次はキャラクターについてです。