otaa’s CREATIVE LIFE

グラフィッククリエイターのBlog

クリエイターの読書【ゲームシナリオ入門】その②

前回からの続き

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ゲームシナリオ入門

脚本に力を入れたい私が読んだ
【ゲームシナリオ入門】
について

otaa-blog.hatenablog.com


キャラクターづくり

ゲーム内で登場するキャラクターは、
前回作成した舞台を
動き回る重要なものです。

さらに、主人公はプレイヤーが
感情移入する、
とても重要なキャラクターです。

本書ではよく動くキャラクターとして、
4人のキャラクターを作ります。

その4人の役割は、
主人公、敵対者、相棒、援助者です。

この4人が、
キャラクターの基本構成との事で、
ゲームのみならず、アニメ等でも
よく見られる構成だと思いますし、
ドラマを生み出せる機能を備えています。


クリエイターに刺さったところ

キャラクターには、舞台の上で動いてもらい
ストーリーを進めてもらう必要がありますが、
目的があるからこそ行動であり、

その時のシチュエーション、
キャラクターの個性により行動が当然違い、

プレイヤーがその行動に納得できるものではないと、
心が離れてしまいます。

そのため、キャラクターの個性は、具体的に
設定する必要があり、

この場合は、どういった行動をするか、
この場合は、なんと発言するかなど、

答えが出てくるようにしておかないと、
曖昧なキャラクターになってしまうという事です。

キャラクターには役割があり、物語を進めていく中で、
重要なシーンには重要な行動や発言をする必要があります。

本書には、性格分析についても書かれているので、
キャラクターづくりの参考になります。


クリエイターが活かすところ

ゲーム以外の作品作りでも、
主人公しかり、
登場人物は非常に大事で、それにより興味が惹かれなくなったり
するぐらい重要な部分です。

ゲームのキャラクターについて面白く感じたところは、
例えば、ゼロからキャラクターのビジュアルを作る場合であれば、

身に着ける小物一つ一つにまでストーリーを
作る事が出来るし、そうすることにより
バックグラウンドを豊かにすることが出来るという事です。

実写のドラマでもこのようなことはあると思いますが、
ゲームがファンタジーであればあるほど、
ゲームならでは魅力を引き出せると思いました。

キャラクターの個性を具体的にして、
勝手に舞台を動き回らせられるようになることが、目標の一つになりました。

次は、プロットです。